メーカー技術者のブログ

技術者転職、めっき技術について

【完全主観】職場で関わってはいけない人

お疲れさまです。

 

 今回は職場の人間関係がテーマです。

「職場で関わってはいけない人」3選をチョイスしました。

 同様の内容について、様々なインフルエンサーの方が発表(※)していますが、一応3社を経験し、その中でいろんな人間を見てきた私が自己満で考えてみました。

 

※参考

◽︎マコなり社長

「身近にいる絶対に関わってはいけない人」

https://youtu.be/_-CssXA_o9M

 

◽︎両学長リベラルアーツ大学

「あなたの身近にいる人生で関わってはいけない人5選」

https://youtu.be/6ruvMYAe8cQ

 

今回の選定にあたって、以下の基準で考えました。

 

*明らかな人格欠陥者は除外

Ex.露骨なパワハラ&モラハラ(Shiね/辞めちまえ/人格否定発言、暴力など)、違法行為またはその強要

*一部の人に評判が悪いとかではなく、職場あるいは部署全体に敬遠されていた人によくある特徴

*仕事ができない、ミスが多いとかも除外

 

この類の内容では独断と偏見になりがちです。全てにおいて納得される方はいないでしょうが、部分的にでも共感する内容があれば、気休めとしてお楽しみいただければと思います。

 

関わってはいけない人3選

 

 

『求めていないアドバイスをしてくる人』

 取り組んでる仕事に対して関係性のない、もしくは論点とはズレた意見をしてくる人です。

これは上記参考(※)でも紹介されている内容ですが、相手する上で本当に面倒くさい人です。

 私の経験を例にすると、ある時、最表面めっきの問題を検証中に、老害社員Xが首を突っ込んできて、何故か下地ニッケルめっきの添加剤について語り出しました。ヒートアップし、しまいには、その(求めていない)アドバイスを実証して顧客への報告レポートに盛り込めと言って騒ぎ出しました。事情を説明しても聞く耳を持たず、管理職もXを抑えられずで、結局ニッケルめっきの検証をするハメになりました。もちろん、それにより本来の目的に割く時間は削られるor残業時間を増やして対応することになります。Xの不要なアドバイスによって自分(会社)の時間が犠牲になるわけです。

結果、顧客からは「ニッケルめっきの話とお願いしていた問題の検証はどう紐づくの!?」と不信感を抱かれました。

 

このような人を相手にしても

・自分には何のプラスにもならない

・時間が削られる(話を聞かされる時間、不要な対応が増える)

・周囲や関係者にマイナスの結果を生む

といったように損することが多く、迷惑を被ることになります。

 

なぜ求めていないアドバイスをしてくるのでしょうか。

推察するに、

「俺はお前より知ってる」

「正しいことを言ってあげてる」

といったマウント心理があります。

あくまで相手より精神的優位に立ちたいだけなのです。

そして、こんな人が必ずといっていいほど、付け加える発言があります。

それは、

「お前のために言ってるんだ」

 

こんな人と仕事をしていると、徐々に自身の精神がすり減ってしまい、ストレスになりますね。。。

 

 

『自分を主語にして組織や職場の功績を語る人』

 会社や組織にとってポジティブな結果を「“自分”がやった」と、目下の者にわざわざアピールしてくる人のことです。

具体例として

「俺が自動化を実現したおかげで問題だらけだった工場は変貌を遂げた」

「俺が赤字で潰れかけた会社を黒字化した」

といった類です。

もちろん、必要なアピールを周囲にすることは大事です。ただ、“自分”を前面に出し、恩着せがましく語る人には要注意です。

私がこれまで見てきた中では、実際には大して貢献してなかったり、本当は負の要素が大きいにもかかわらず都合の良い事実だけを語る人が多かったです。

(そもそも単独で仕事が成功するなんてことはあまりないですし、人格者であれば「関係者のおかげで達成できた」などと周囲へ感謝の気持ちが先に表れるのではないでしょうか)

発言が事実であれば、称賛や高評価の声があってもいいはずですが、大抵の場合、むしろ評判が悪いです。1つ目の例では、前任者の頃から既に自動化はされており、引き継いだ発言者(課長)は一部を更新したのみ。その更新後で生産性は上がらず、不良率は大きく悪化。現場や事業部内からは批判続出しているのが実際でした。

 

自分の功績だったことにして語りたがる人の心理として、

・自己顕示欲

・自分を魅力的に見せて味方を増やしたい

・実存する不都合を誤魔化したい

などがあると思われます。

 

このタイプの人間は都合の良い話には寄ってきますが、不都合な事実には認識がないor自責の意識は希薄なことが多く、

・語られていない不都合の尻拭いをさせられる

・結果が芳しくないと他責にされる

(指示通りに遂行しても“俺は知らない”、“お前がやったことだ”)

・手柄は全て持っていかれる

・案件の見込みがなくなると押し付けられる

 

といった弊害があります。

 

くれぐれも取り繕った魅力に騙されないようにしましょう。

 

『やたら権力者や実力者の名前を出す人』

 人事権を持っていたり、事業を動かす決定権を持つ実力者の名前を出し、繋がりを強調する人のことです。

「事業部長とはいつも考えが合うし、今回も俺の意見に賛同するだろう」

「飲み会で本部長にめっちゃ喜んでもらえたから好かれている」

「俺は社長にスカウトされ、懇願されてこの会社に入った」

日頃からこんなことを口にする人には警戒してください。

まず、零細企業または社長の息子とかでない限り、トップと程遠い立場(中間管理職以下)の人が上記のような関係性になることは考えにくいです。普通であれば、わざわざ上記のようなことを口にしないでしょう。

心理として

・自分を大きく見せて優位に立ちたい

・後ろ盾をチラつかせて、味方を増やしたい

・発言力を持たせたい

が働いていると思われます。

このタイプの人間はとにかく自分に自信がなく、権力者の名前を使って自分を保っているのです。また、そうすることで権力者と同じ様に他人を支配できると勘違いしている場合もあります。

 

このような人は

・意思に反する、もしくは気に食わないことがあると攻撃的態度をとる

(権力者の名を後ろ盾にして)

・必要以上に上下関係を強いてくる

・自分の意見を押し通そうとして、場を乱す(議論ができない)

などの傾向があり、とにかく面倒です。また、実際は言うほどの人脈はないので仕事の上でも役に立ちません。関わるとろくなことはありません。

 

まとめ

 紹介した「関わってはいけない人」は過去の体験からくる強いコンプレックスを抱えてる場合が多いようです。他人の過去の環境は変えられませんので、どうしようもありません。距離を置く方が無難です。それでもその人が直属の上司の場合など、どうしても常に関わらざるを得ない環境であれば転職などで逃げても良いと思います。そんな人のために自身の時間を犠牲にし、精神をすり減らすなんて馬鹿げています。あなたを不幸にする「関わってはいけない人」に振り回されないようにキャリア人生を有意義なものにしたいものですね。

 

 

おわり